栄町の学校給食センターの問題
10の質問に分かりやすく回答します!
質問①/給食センター問題を分かりやすく教えて下さい。
1987年に布鎌地区に建設した学校給食センターが老朽化し、新しく建て替えることが教育委員会で決定しました。町内の3か所の候補地から「ふれプラ駐車場用地」が選ばれ、そこに1日1500食の給食を作ることができる施設を建てることが決まりました。しかし、建築予定地は水害が発生した時の浸水想定地域に定められており、「わざわざこの場所に給食センターを建てる必要はないのではないか」という意見が町民の間で出てきました。教育委員会でも選定地の再検証を行うことを決定し、改めて給食センターをどこに作るべきか、議論を重ねているところです。
質問②/岡部さんは学校給食センターを作ることに賛成ですか?反対ですか?
子どもたちの大切な食事を作るところなので、給食センターを新しく建て替えることは大賛成です。しかし、どうせ建設するのであれば、浸水想定地域に建てる必要はないと考えています。栄町は財政も厳しい状況なので、他に何か良い案がないのか、町のみなさんと知恵を出し合って、今後の方針を決めていければ良いと考えています。
質問③/現在のふれプラ駐車場用地は、なぜダメなのでしょうか?
先述したように浸水想定地域であることに加えて、地盤が良いところではないので、給食センターを建てる場所としてはふさわしくないと考えています。町は盛土をして土地を高くして、水害が起きても大丈夫な給食センターを作ることを強調しています。しかし、開示された資料に目を通すと、盛土をしても地盤沈下や液状化現象のリスクは残ることが盛土設計会社の報告書に明記されています。町のいろいろな人が考えた上で、この場所が決定したことだとは思いますが、もっと安全な場所に作るとか、別の方法で給食を提供する方法を考えるとか、様々な方法を検討する余地があるのではないかと思っています。
質問④/他に候補地はあるのでしょうか?
給食センターが建てられる6,000㎡以上の町有地として、布鎌地区の「旧公民館」と、竜角寺台地区の「町民プール脇町有地」の2か所が候補地として挙がっていました。しかし、旧公民館は浸水地域であることと上下水道がない点で却下。竜角寺台地区は建築基準法で住居専用地域には給食センターは建てられないことになっているという事務局説明※と、子供の通学路が近いことから却下となりました。
(※建築基準法が改正され住居専用地域でも給食センターが建てられることに変わりました)
質問⑤/なぜ、子どもたちのための給食センターの建設に、反対する大人たちが多いんですか?
子供たちに温かい給食を安心して食べてもらいたい思いはみなさん一緒だと思います。だからこそ、不安が残る浸水地域に給食センターを作るのではなく、もっと安全な場所に作って欲しいという思いを強く持っています。また、可能な限り、栄町の子供達が大人になった時に、町の財政を豊かにしておきたいという思いもあり、不必要な出費は可能な限り抑えた給食センターを作りたいと考えています。子供達の未来を思うからこそ、良識のある大人たちはもっと真剣に給食センターの在り方を考える必要があるのではないかと思っています。
質問⑥/子供の数が減るのに学校給食センターを作る必要はあるのでしょうか?
栄町の小中学生は約1000人です。教職員も含めて、今は1200人分の給食を給食センターで作っています。しかし、新しく建てる給食センターでは1500人分の食事を作れる機能を備えることが発表されているので、「そこまでの給食を作る機能は必要ないのではないか」と私は思っています。また、教育委員会は、18年後でも栄町の子供の数は1000人を切らないと予想していますが、私の試算だと、町内の子供の数は500~600人まで減少するのではないかと考えています。そうなると、新しい給食センターの生産性についても、再検証する必要があるのではないかと考えています。
質問⑦/学校給食センターを建てるお金は国が出してくれるのでしょうか?
仮に20億円の建築費が発生した場合、1~2億円ぐらいは国が出してくれるのではないかと予想しています。ただ、残りのほとんどは栄町が借金をして支払わなくてはいけなくなるので、必然的に町の財政は厳しくなります。町の将来を考えると、可能な限り出費は押さえたいところです。
質問⑧/新しい学校給食センターを「建てない」という選択もあるのでしょうか?
あると思います。たとえば、栄町周辺の印西市や成田市から給食を提供してもらうことが出来れば、新しく給食センターを建てる必要はなくなると思います。給食を温かい状態で運搬できるトラックを手配することのほうが、給食センターを新しく建てることよりもはるかに低コストの投資で済むと思います。
質問⑨/災害時に学校給食センターが避難所の近くにあれば、温かい食事が食べられるようになると思いますか?
ふれあいプラザは重要な避難所でもあるので、隣接した場所に給食センターができれば、災害時に避難者に対して食事を提供することが可能になると言われています。しかし、地盤が弱く、浸水地域エリア内にある給食センターでは、災害時に被災している可能性のほうが高く、機能を十分に発揮できるか分かりません。また、給食センターのような特殊な調理器具を使う場合、専門スタッフでないと調理できないので、緊急時の対応は逆にフットワークが重くなってしまうのではないかと予想しています。災害時は各地区の学校などの調理室で、コンパクトに被災者に対して食事を提供できるような体制を整えた方が、災害に臨機応変に対応できるのではないかと考えています。